2017-05-16

人間の〈28の欲求〉から生き方を決める方法 ― 欲望の塊に徹することを怖がってはいけない

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あなたの欲望は、何だろうと思いますか?

欲望には、さまざまな切り口がありますが、中でも代表的なのがアブラハム・マズローの「欲求階層論」です。マズローは人間の欲求を、〈生理的欲求〉→〈安全への欲求〉→〈社会的欲求〉→〈自我欲求〉→〈自己実現欲求〉と、5つの階層にわかれていると唱えています。

〈生理的欲求〉の「食欲・睡眠欲・排泄欲」や〈安全への欲求〉は、動物にもありますが、これよりも上の階層は、いわば人間独自のものです。そして、その上の階層の中でも〈社会的欲求〉は、以下のような〈28の欲求〉として、広く認められています(※出典:Wikipediaより)。

獲得:財物を得ようとする欲求。
保存:財物を収集し、修理し、補完する欲求。
秩序:整理整頓、系統化、片付けを行う欲求。
保持:財物を持ち続ける、貯蔵する、消費を最小化する欲求。
構成:組織化し、構築する欲求。
優越:優位に立つ欲求。達成と承認の合成。
達成:困難を効果的・効率的・速やかに成し遂げる欲求。
承認:賞賛されたい、尊敬を得たい、社会的に認められたい欲求。
顕示:自己演出・扇動を行う、はらはらさせる欲求。
保身:社会的な評判・自尊心を維持する欲求。
劣等感の回避:屈辱・嘲笑・非難を回避する欲求。
防衛:非難・軽視から自己を守る、また自己正当化を行う欲求。
反発:二度目の困難に対して再び努力し、克服・報復する欲求。
支配:他人を統率する欲求。
恭順:進んで他人(優越な人間)に積極的に従う欲求。
模倣:他人の行動やあり方を真似する欲求。
自律:他人の影響・支配に抵抗し、独立する欲求。
対立:他人と異なる行動・反対の行動をとる欲求。
攻撃:他人に対して軽視・嘲笑・傷害・攻撃する欲求。
屈従:罪悪の承服・自己卑下の欲求。
非難の回避:処罰・非難を恐れて法・規範に進んで従う欲求。
親和:他人と仲良くなる欲求。
拒絶:他人を差別・無視・排斥する欲求。
養護:他人を守り、助ける欲求。
救援:他人に同情を求め、依存する欲求。
遊戯:娯楽などで楽しみ、緊張を解す欲求。
求知:好奇心を満たす欲求。
解明:事柄を解釈・説明・講釈する欲求。

これらの中に、あなたが物事をはじめるきっかけ〈欲望〉が含まれます。一つではなく、いくつかが入り交じっている場合もあるでしょう。例えば〈承認欲求〉が強いと「賞賛されたい、尊敬を得たい、社会的に認められたい」という欲求が、あなたのあり方を左右します。それがあなたの生き方となります。もっとピンポイントに言えば、あなたが仕事をする時に、その欲求が満たされなければ、「これは、私の仕事ではない」となるわけです。

一度、あなたの〈社会的欲求〉が何なのかを、徹底的に分析し、把握してみてはいかがでしょう。それがわかった上で行動に移せば、なんの違和感もないはずです。逆に、〈社会的欲求〉を把握していれば、それをつつみ隠さず素直に表現べきなのです。理性を捨てて、欲望をむき出しにして〈あなたの何か〉に、憑かれたように取り組んでみてください。

 

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