2017-04-11

前世から持ってきた宝モノにあなたは気づいていないだろうか?

Pocket
LINEで送る

私たちは全員、素っ裸で生まれてきました。見かけは何も持たずに、ゼロからはじまったと言えます。つい先日脳出血で倒れたとき、僕はそのゼロに一瞬もどってしまいました。パンツははいていましたが、生まれたときって、あんな感じに似てたんだろうと思ったのです。

そして、少し時が流れ、現実にもどろうとする少し手前まできたとき、どうしてか永遠にこのままでいれば良いのに、という気持ちになってしまいました。時間にしたら、1,2秒という、ほんのわずかな瞬間です。

その瞬間が去っていくときは、なんとも言いようのない寂しさがありました。前世のジブンと、もう会えなくなるような感覚でした。この不思議な瞬間を持続していたい、このなつかしい感触を忘れたくない、でもそう思えば思うほど遠くにいってしまいます。目をさまして、夢を思い出せなくなるのに似ています。

今、僕がかろうじてあの感触を忘れないでいる手段が、生まれた瞬間の、見た目には何も持っていないジブンを忘れないでいることです。

で、今、思うのです。

生まれた瞬間、僕たちは本当に、何も持っていなかったのでしょうか?

握られた掌の中に今もある、前世から持ってきたあるモノを忘れたのでしょうか?

 

Pocket
LINEで送る

関連記事