2017-08-22

ビジネスには王道タイプと覇道タイプがあり、あなたはどちらのタイプなのか?(前編)

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以前、僕のセミナーで扱ったことのある、「王道と覇道」の違いを、今、あらためて書こうと思います。

王道とは、「学問に王道なし」で使われるような「安易な道・方法」という意味ではありません。

本来の意味は、「王様が、仁徳によって国を治める」ことを言います。仁徳とは、他者をいつくしみ愛する人格的能力のことです。

一方、覇道とは、「王様が、武力や策略によって国を治める」ことです。何となくでも、2つの違いがおわかりになったでしょうか。

国を治める方法として、この2種類が中国で生まれたわけですが、これは国を治めるだけでなく、様々なシチュエーションでも語ることができます。

たとえば、〈社長〉と〈社員〉・〈上司〉と〈部下〉の関係などは、容易にイメージできるでしょう。また、スポーツの〈監督〉と〈選手〉の関係もしかりです。

では、〈売り手〉と〈買い手〉の関係では、どうでしょう。イメージしづらいと思いますが、この関係にも王道と覇道の違いが当てはまります。

端的に言うと、「売りたいモノを売るのが、覇道」で、「(必要で)買いたいモノを売るのが、王道」です。世の中には、この2種類の商法しかありませんが、ほとんどが「覇道商法」と言って良いでしょう。商品の必要性がなくても、買いたくなる商品を作り、買いたくさせる方法も「覇道商法」ですので、見極めるのも至難の業です。

実は、コンサルティングやコーチング、カウンセリングを謳ってビジネスをされている人にも、この〈王道〉と〈覇道〉の2タイプの人がおられます。これについても、ほとんどの人が〈覇道〉タイプなので、僕にしてみれば厄介だなと思うのです。(中編につづく)

 

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