2017-11-05

あなたは脳をコントロールしている?それとも支配されている?

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人間には、アポトーシスという働きがあります。わかりやすくいうと、人体に必要がない細胞があると、自ら死を選択するという脳の仕組みです。オタマジャクシからカエルになる途中で、しっぽがなくなってしまいますが、その仕組みもアポトーシスによるものです。

アポトーシスは、身体をより良い状態に保つための いわば細胞の自殺(自発的な死)と言えます。つまり、アポトーシスも、命を守るためのシステムとして、もともと人体に備わっているものです。

なのでガンは、何らかの影響でこの機能が衰えて、ガン細胞が自ら死を選ばないがために増殖していきます。

この仕組みから、いろいろな仮説が生まれます。

たとえば、使わない細胞があるとすると、その細胞は人体には必要がない判断され、細胞が自ら死を選択するかも知れません。年老いて、脳細胞が急速に死滅していくのも、〈頭を使わない=必要ない〉と判断されたという理屈です。

また、自分はガンになる!という強い「思い込み」があると、〈ガン細胞は必要だ!〉ということになり、アポトーシス(細胞死)が働かなくなって、本当にガンになってしまうこともあり得るでしょう。

先頃、北海道大の研究チームによってストレスによる突然死や胃腸の病気のメカニズム(因果関係)が解明され、「病は気から」の仕組みが裏付けられるのではと期待されています。

ストレス
 ↓
脳内に炎症が起こる
 ↓
炎症により人体に影響する回路ができる
 ↓
胃腸の病気になる

つまり、強い「思い込み」(ストレス)が、身体に影響を及ぼすというメカニズムが、すでに解明されつつあるのです。プラシーボ効果として知られる偽薬の薬理作用も、真実味が増してきたと言えるでしょう。

我々の身体は、すべて脳に支配されていると言っても、決して言い過ぎではありません。また、言い方を変えれば、気持ち次第で、脳を支配することもでき、身体をもコントロールできるのです。

人間の脳は、自ら奇跡を起こす「神」であり、自らを滅ぼす「悪魔」なのかも知れません。

 

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