2018-11-19

本当に価値あるモノは、実は目に見えない

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紙の本をスキャナーで取り込んで電子化することを〈自炊〉するというのですが、その詳しいやり方やメリットはネットに山ほど紹介されています。僕のブログでは、〈自炊〉のやり方やメリットに触れるのではなく、〈自炊〉することで、どのように暮らしや生き方(ちょっと大げさ)が変わるかについて書いてみます。

倒れてから約2000冊あった蔵書を100冊程に減らしましたが、あれからまたまた増えて、420冊にふくれあがりました。そこで、いつか実行しようと思っていた書籍の電子化(PDF化)を、30日かけてつい先日やり遂げました。写真が裁断した420冊分の背表紙です。

使ったのは、大型裁断機・ペーパーカッター。重さが17㎏もありますが、800ページ位の本でも簡単に裁断できました。今回はレンタルしましたが、価格は、12,000円(2018年11月)。一気に400冊を裁断する場合は、このような裁断機があるとはかどります。女性でも、あまり力を使わず裁断できますが、重量が17㎏もありますので、それがネックです。

そして、バラバラに切り離した本を、1枚1枚スキャナーでPDFにしていきます。使ったドキュメントスキャナーは、富士通の ScanSnap  ix5oo 。毎分25枚、表裏50面を高速に読み取れる優れもので、一冊の文庫本なら3分もかかりませんでした。これも今回レンタルしましたが、その性能の良さに惚れ込んで購入することにしました。ScanSnap  ix1500 という新製品が11月に発売になっていますが、スキャン速度などスペックに劇的な進化が見られません。なので、レンタルしたスキャナーと同じものにしました。

僕が〈自炊〉することで抵抗があったのは、本を裁断することでした。今回、希少本も電子化したのですが、かなり迷いました。長年かけて集めた1冊5,000円以上する古書も、20数冊ありましたのでなおさらです。このメンタルを乗り越えられなくて、今まで本の電子化に踏み切れなかったわけです。

僕は、算命学でいうところの、完全なる玉堂星人間ですので、希少本や古書の類いには目がありません。また、モノに対するこだわりも人並み以上です。

でも、モノに支配されている自分に気づいたとき、そのこだわりが急に萎えてきました。

僕は、幼い頃からモノを大切にするようにと育てられました。もちろん、それは今も変わりませんが、モノに支配されては本末転倒です。

人類は、何度も滅んでいるという説が、まことしやかに語られています。僕は、その真偽をとやかくいうつもりはありませんが、もし、現在の文明が滅んだとしても、たかだか、1万年もすれば同じような文明が再生されることでしょう。実際、ホモサピエンスが1万年かけて、現在の文明を構築してきたという事実があるわけですから、これは紛れもない事実です。

このように世界を達観したとき、本当に価値あるモノは、実は見えないモノではないかと思えてきたのです。そして、モノは単なる、価値あるモノを一時的に見えるようにしたにすぎません。

映画「グリーン・デスティニー」の劇中に、このようなセリフがあります。

触れるものは永遠ではない、すべてはいつか消え去る、手放すことで本物を得る

自分のモノではないから、人はそれを、そばに置いておきたいのです。そして、本当に自分のモノになったとき、自然と形を成すことすら意味がなくなるのです。

 

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