2017-06-22

肩書きをつけるメリットとデメリット〈つけるなら生き方に肩書きを〉

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起業当初、僕はコーチングを生業にしていたので、〈コーチ〉という肩書きでした。今では笑い話にもなりませんが、コーチをしていると言うと「サッカーのコーチですか?」とか「お風呂のコーティングならお願いしようかな?」などと、かなり高い確率で間違えられました。それが理由ではありませんが、肩書きはある意味、非常にやっかいな代物(しろもの)なのです。

まずメリットです。

1,初対面で話が早い

これは、リアルでもブログでも、相手があなたのしていることをイメージしやすくなります。奇抜な肩書きなら、食いつきも抜群です。

2,名刺がそれらしくなる

僕はグラフィックデザイン出身なのでよくわかるのですが、名刺を作るときのデザインの要素として、肩書きがあります。ないと名刺が間が抜けたように感じられて、さまになりません。

3,今後の活動に気合いが入る

「この肩書きでやっていくぞ!」という思い入れと、覚悟のようなものが生まれます。肩書きは、あなたの活動を相手に知らせるという役割以上に、あなたの心構えとなるのです。

では、デメリットはなんでしょう。皮肉にも、メリットの裏返しになってしまうのです。

1,初対面で話が早い分、印象が残らない

第一印象は大切です。でも、肩書きが非常に的確だと、相手の思い込みであなたは判断されます。「こういうことをしてるんですね!」と納得されても、あなたが思って欲しい「こういうこと」ではない可能性だってあります。人は〈謎〉がないと、思い込みであなたことを断定してしまうのです。

2,名刺はチラ見されて、あとはほぼ抹殺される

僕も16年間、サラリーマンのグラフィックデザイナーでしたので、名刺は持っていました。サラリーマン時代は、ほとんどの場合、これから取引がはじまる際に名刺交換します。また、ご本人はもちろん、関係者の部署名や電話・FAX・携帯番号など、覚えきれませんので名刺は必需品でした。でも、起業してからの名刺の必要性は、初対面かつ売り込み要素(いわゆる、忘れてもらわないため)が主体です。いざ取引がはじまってしまえば、あなたの名刺の必要性はほとんどありません。

3,今後の活動を、逆にがんじがらめにしてしまう

肩書きには、今後の方向性(活動内容)が明確に表現されています。ですが(僕の経験則です)、活動内容は、あなたが成長するたびに変化していくモノです。なので、あまりにも具体的な肩書きをつけてしまうと、「やりたいことって、この肩書きとは少し違うな・・・」と感じてきたら、思い切った行動にでられなくなってしまいます。やりたいことも、何とか肩書きの範疇で納めてしまうことになるからです。

では、どうすれば良いかの対策ですが、

解決策

つけるとしたら、既成概念が入り込みやすい〈肩書き〉はやめましょう。たとえば「アドバイザー」「コンサルタント」「コーチ」「カウンセラー」「ソムリエ」「講師」「クリエーター」「アナリスト」「プロデューサー」「トレーナー」「請負人」「コンシェルジュ」「セラピスト」などなどです。また、簡潔な言葉にする必要はなく、200ワード程で説明できればかまいません。でも、一番良いのは〈肩書き〉をあえて持たないことです。

〈肩書き〉とは、つねに更新されていくものであり、それは、あなたそのものです。あなたが進化すれば、〈肩書き〉もそれに伴って進化していきます。今の自分を切り取ってつけるなら〈肩書き〉はこれです!と、あなたの生き方にこそ〈肩書き〉をつけてみてください。意識レベルが高く、可能性を秘めたあなたなら、〈肩書き〉をつけない理由がわかるはずです。

 

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