2018-11-11

大運天中殺で成功するか否かは人間的な計算が通用しない

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最近、大運天中殺に入る前5年未満の方から、非常に相談が多くあるので、あらためて書いておこうと思います。

基本的に、突入する前の5年間は、精神的な苦労よりも、現実的な苦労を味わった人の方が、大運天中殺突入後に陽転します。とは言っても、現実的な苦労など自らが選択してできるものなのでしょうか?ハッキリと言い切りますが、自らの選択で現実的な苦労をすることは、100%無理です。

僕は、算命学黄位八段の清水南穂先生に「本当の幸せとは何ですか?」と質問したことがありましたが、こんな答えが返ってきました。

「それは君、平平凡凡と生きていることだね」

これを聞かされたとき、それの何が幸せなんだと思いましたが、今では、しみじみ理解できます。

可もなく不可もなし、幸せでも不幸せでもない。中庸という言葉がありますが、意味は、〈かたよることのない「中」をもって道をなす〉です。例えば、〈臆病〉と〈無謀〉の中庸が〈勇気〉ということになるでしょう。自分の意見を強く主張しない。周りの人と協調性を保つ。世間の風潮に流されない。いわば、宮澤賢治の「雨ニモマケズ」が、僕のイメージにぴったりです。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒドリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

これが、本当の幸せで、この幸せをなげうってでも、大運天中殺で陽転すると言うことは、神に逆らってでも成し遂げたい目的があるか、その宿命を背負っている人のみと言うことです。僕は、世間の人たちは、大運天中殺で成功すると言うことを、甘く考えすぎていると思います。

算命学の鑑定士のほとんどは、次のように言います(ご多分に漏れず僕もそうでしたが・・・)は「大運天中殺に入る前に、現実的な苦労をした人は、大運天中殺突入後には陽転し、現実的な物質運が盛んとなって、自分の器以上の結果が期待できる」と。

このような言い方に、なんの間違いもありませんが、大運天中殺で成功するか否かは、人間的な計算が通用しないことを、まず言わなくてはなりません。世の中を変えるほどの大きな威力を授かって、その力を何に使うかも知っていなければ、意味がないのです。

なので、軽々しく運気の上昇を考えないでください。考えるのであれば、覚悟を決めてください。怖がらせるつもりはありませんが、中庸を保つということは、得るものが大きければ大きいほど、失うものもそれと同じくらい大きいのですから。

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